立憲民主党の代表選挙が7日告示され、4人の候補者が名古屋で街頭演説を行いました。

立憲民主党の代表選挙に立候補したのは、野田佳彦元首相（67）、枝野幸男前代表（60）、泉健太代表（50）、吉田晴美衆議院議員（52）の4人です。

告示日初日の7日、候補者4人が名古屋市東区の「オアシス21」の前で街頭演説を行い、政策を述べました。

枝野幸男前代表：
「政治腐敗を一掃する、そして新しい時代を切り開く、その先頭に立たせていただきたい。人間中心の経済、ヒューマンエコノミクスを掲げ、人を育てるところに集中投資をする」

泉健太代表：
「立憲民主党は唯一、自民党と対抗して選択肢となりうる政党。学校の先生の働き方改革、公務員の待遇改善、介護や保育の現場の待遇の改善を泉健太にやらせてほしい」

吉田晴美衆議院議員：
「社会で介護、保育、教育を支えるのが一番大事な社会保障、一番大事な政治の役割。人を元気にすることからやり、政権交代に向かっていきたい」

野田佳彦元首相：
「十数年ぶりに千載一遇の政権をとれるチャンス。政権交代こそが最大の政治改革」

その後、名古屋市内のホテルで開かれた討論会には、愛知、岐阜、三重、静岡の自治体議員や党員など約250人が参加しました。

次の衆議院選挙に向け、誰が与党と対峙する代表にふさわしいかが焦点です。

代表選挙の投開票は23日に行われます。