【“新アリーナ”建設】市長と議会の対立続く…豊橋市議会で長坂市長への問責決議案が可決「独善的な市政運営のあり方について猛省を促す」1996年以降“議案提出は初” 愛知
新アリーナ建設を巡り市長と議会の対立が続く愛知県豊橋市で、対応が不誠実であるなどとして、市長への問責決議案が提出され可決されました。
■議長:
「賛成の方の起立を求めます」「起立多数であります」
自民党豊橋市議団の議員ら23人は12日、長坂市長が就任以来、議会で不誠実な対応を続け改善が見られないなどとして、問責決議案を提出、賛成多数で可決されました。
■豊橋市議:
「これまでの独善的な市政運営のあり方について猛省を促す」
問責決議に、法的拘束力はありませんが、長坂市長は今後どう対応するかまだ決めていないと話しました。
新アリーナ建設を巡り建設推進を求める議会側は建設反対を訴えて当選した市長側と対立していて、記録が確認できる1996年以降、問責決議案が出されたのは初めてだということです。
問責決議案が提出される前、市議会では、去年の市長選で、長坂市長の陣営が前市長のパワハラ疑惑を報じた記事をビラに載せたことに関して市長への質問が相次ぐなど、混乱が続いています。