愛知・知多市で交際相手の父親を殺害した罪 無職の男に懲役20年判決「犯行は残忍かつ悪質」名古屋地裁
おととし、愛知県知多市の住宅で、交際相手の父親を殺害した罪に問われている男の裁判で、名古屋地裁は、懲役20年の判決を言い渡しました。
起訴状などによりますと、神奈川県小田原市の無職、相馬寛大被告(45)は、おととし4月、知多市の住宅で交際相手の父親、西岡歳一さん(当時80)の首や背中を包丁で複数回突き刺し、殺害した罪に問われています。
これまでの裁判で、相馬被告は、起訴内容を一部否認していました。
12日、名古屋地裁で開かれた判決公判で、吉田智宏裁判長は「被害者に何ら落ち度はなくむしろ交際相手の父親として被告を受け入れている側面もあった。犯行態様が残忍かつ悪質で一定の計画性も見受けられた」などとして、検察側の求刑通り、懲役20年の判決を言い渡しました。