銃撃事件の日野基本射撃場で訓練再開へ 安全対策を地元に説明 陸上自衛隊
今年6月、岐阜市の陸上自衛隊の射撃場で、自衛官候補生だった男が小銃を発射し隊員3人が死傷した事件で、自衛隊は11月6日に予定されている訓練再開に伴い、安全対策を明らかにしました。
この事件は今年6月岐阜市にある陸上自衛隊の射撃場で、18歳の元自衛官候補生が自動小銃を発射し、隊員2人が死亡、1人が重傷を負ったものです。
この射撃場での訓練は事件以降中断されていますが、自衛隊によりますと28日、地元の自治会関係者らに訓練再開と新たな安全対策を説明したということです。
訓練では撃ち手1人につき教官を1人つけ、射撃する直前に銃と弾薬が手元にそろうようにする。また、弾薬の置き場は鉄条網で囲い複数の隊員を配置する。
こうした安全対策により、悪意のある行動にすぐ対処できる態勢をとるとしています。
射撃訓練は11月6日午前に再開される予定です。