この冬"最強の寒波"が襲来 雪不足のスキー場に恵みの雪は降るか?
冬らしい寒さが続いていますが、年末にかけてさらに冷え込む予報です。この冬"最強の寒波"が襲来し、氷点下の予想もある中、岐阜県のスキー場では、この冷え込みを待っていたという人が大勢いました。
12月8日にオープンした高鷲スノーパーク。20日は、朝早くから多くの人が訪れ「うれしいです。モフモフの雪で滑れるのは」「気持ちいいですね。久しぶりに滑れたので」など、喜びの声が上がっていましたが、実は、営業中止の危機があったといいます。
高鷲スノーパーク 簑島治明支配人:
「オープンして、その先2週間くらい暖かい日や雨の日が続いて、天然雪のコースが消えてしまいまして、降雪機を稼働させて、なんとか現状維持しているような状態」
現在、こちらのスキー場で滑走できるのは13コース中1コースだけ。20日は雪が降っていたため、なんとか営業できている状態だといいます。雪が足りないときは、人工降雪機を稼働させ補っていますが、ここ最近は電気代の高騰で、例年よりもコストが1.5倍から2倍近くまで増えてしまっているといいます。
高鷲スノーパーク 簑島治明支配人:
「天然の雪はコストがかからないので、たくさん降ってもらえると、本当にありがたいです。この寒波に期待して、早く全面滑走可能になって、楽しんでいただきたいなと思ってます」
今回の"最強の寒波"がスキー場に恵みの雪を降らせてくれるでしょうか?