11事業者が参加 「書かない窓口」ツールのデモイベントが開催 三重県・津市
利便性の向上と職員の負担軽減の両立を目指し、「書かない窓口」の導入促進に取り組んでいる三重県。「書かない窓口」とは、マイナンバーカードの読み取りやタブレット入力などによって、申請書等への記入を最小限におさえ、利用者の利便性向上と職員の負担軽減を目指す窓口のこと。
三重県では、1月17日に「書かない窓口」ツールのデモイベントを開催。関連ツールをもつ11事業者が参加し、開催会場の『三重県勤労者福祉会館』にブースを作り、ツールやデモの説明を行います。
11事業者のうち4事業者は、令和5年5月にデジタル庁が「窓口DXSaaS」を提供する事業者として採択した事業者。この4事業者が揃って出展することは、本イベントが全国初となります。
イベントには、県内23市町から90名程度の職員が参加。参加職員はブースを回遊し、適切なツールの選定や導入するために必要な情報収集を行います。「書かない窓口」に起用するツールは、市町ごとに自由に選択することが可能。体験を通して、それぞれの市町の人口や年齢層、生活環境などに合ったツールを探します。
多様化する“窓口”の働き。それぞれの市町が選ぶツールに注目です。