響く槌の音 舞う火花 刃物の町の恒例行事「打ち初め式」 岐阜・関市
刃物の街として知られる岐阜県関市で2日、日本刀の打ち初め式が行われました。
「日本刀鍛錬打ち初め式」は、鎌倉時代末期から700年以上受け継がれてきた関鍛冶の繁栄と安全を願い、毎年1月2日に行われています。
90人の観客を前におよそ1500度の玉鋼をたたいて不純物を取り除く「折り返し鍛錬」が披露されました。
観客:
「言葉では知っていたものが実際目の前で進められていくのはすごくびっくりしましたし、すてきなものを見せていただいたと思います」
刀匠が槌を打ち付け火花が飛び散ると場内からは歓声が上がり、観客は写真を撮るなどして伝統の技に見入っていました。
最終更新日:2025年1月3日 7:19