名古屋鉄道は、産学連携で中部地方の発展と価値向上に取り組む目的で、初めて大学と協定を結びました。

11日、名鉄が産学連携に関する協定を締結したのは名古屋大学です。

名鉄が大学と協定を結ぶのは初めてで、中部地方の社会課題を解決し、発展と価値向上に取り組み、暮らしや観光で世界から選ばれる街をつくっていくとしています。

具体的には、公共交通機関やタクシーなどの移動手段がないという課題がある地域に対して、新たなモビリティーサービスを開発し提供したり、高齢化が進む地域では、暮らす人たちの健康づくりなどに取り組むということです。

また、名鉄の高﨑裕樹社長は「特に名古屋駅の再開発を進める中で、名古屋の都心の魅力をもっと上げていきたいというところで、名古屋大学と一緒に進めることができたらいい」などと意気込みを語りました。