鳥インフル防疫措置完了 愛知・大村知事「一区切り」

年明けから、愛知県内の養鶏場で連続して発生した鳥インフルエンザについて、大村知事は感染が収まり、移動制限が解除されるなどして対応に一区切りついたとの認識を示しました。
愛知県では、年明けから常滑市、半田市、阿久比町にある13か所の養鶏場などで、相次いで鳥インフルエンザの感染が確認され、ニワトリとウズラ、合わせて約187万羽が殺処分されました。
その後、県などによる対応が進められ、先月15日に、すべての発生場所で防疫措置が完了し、今月9日には、移動制限が解除されました。
この状況を受けて、愛知県の大村知事は記者会見で、対応に一区切りついたとの認識を示しました。
「防疫活動にあたっては、延べ23064名の方にご協力いただきました。心より感謝申し上げます」(愛知・大村知事)
県は今後、養鶏場の再建支援や、売り上げ減少分の助成などを進めていくとしています。
また、県庁では養鶏農家などを応援しようと、今月11日から17日まで、県庁内の食堂などで愛知県産の鶏肉とタマゴを使用した応援メニューの提供を行います。