ノロウイルス原因と見られる食中毒相次ぐ 岐阜県内
岐阜県内でノロウイルスが原因とみられる食中毒が相次いでいます。
岐阜県によりますと、岐南町の仕出し業者「バイパス給食センター」が、2月24日から28日に提供した弁当を食べた261人が食中毒の症状を訴えました。
保健所が検査したところ、患者のほか、業者の従業員19人からノロウイルスが検出されたということです。
保健所は弁当が食中毒の原因と断定し、業者を営業禁止処分としました。
原因となったとみられる弁当は、岐阜市の「OKBふれあい会館」など4施設でも販売されていて、県は、症状が出た際には保健所に連絡するよう呼びかけています。
また、大垣市の高齢者向け住宅「ハートサービス長松」でも、施設で調理された食事を食べた入居者17人が食中毒の症状を訴えていたことが分かりました。
患者の便からノロウイルスが検出されたということで、保健所は、施設を営業禁止処分にしています。
最終更新日:2025年3月6日 8:00