東海道新幹線 東京~名古屋で16日運休 関西方面目指す人にも影響が 15日午後の上りは“ほぼ満席”
兵庫県姫路市へ向かう親子。思わぬ所で計画運休の影響を受けたといいます。
兵庫県姫路市へ向かう親子:
「母の法事で。スマートEXアプリがログインできなくて、仕方がないので近くの駅で発券してきました」
多くの人がアクセスした影響なのか、アプリでの発券ができず、朝から苦労したそうです。
一方、影響は名古屋駅近くのホテルでも…。
東京からの宿泊客:
「あす帰る予定だったが、きょうの夜の便に変更して早めに帰る。部屋を取っていたが、キャンセルさせてもらった」
毎年、お盆の時期は予約でほぼ満室でインバウンドの客を中止員に賑わうというこのホテル。しかし…
ニッコースタイル名古屋 石沢洋平 副部長:
「きのう夜からキャンセルが出て、まだきょうキャンセルが出るのではないかと。あすでいうとキャンセルが12件」
ここに来てキャンセルの増加。8日に出された南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」の発表から徐々にキャンセルが増えだし、その上に台風7号の接近とWパンチだと言います。
更に警戒しているのが新幹線の計画運休のあと。
ニッコースタイル名古屋 石沢洋平 副部長:
「去年は(計画運休が終われば)予約がさらに入るであろうと想定をしていた。それもなくなってしまったことで損害が大きかった」
実は、お盆の計画運休は、2年連続。ちょうど一年前、去年のお盆も台風7号が接近。このときも、15日が計画運休になりました。その翌日、復旧したかと思いきや大雨が降り続いたことで再度運休となり名古屋駅の混乱は17日まで続きました。
今後の心配もある中ホテルは…。
ニッコースタイル名古屋 石沢洋平 副部長:
「しょうがないですよね。キャンセルが出たら再販売するしかない」
JR東海は、16日以降も設備点検などの状況次第では、始発からの大幅な遅れや一部列車の運休、又は、急きょ運転見合わせが発生する可能性があるとして、運行表のこまめなチェックを呼びかけています。
また、17日までのきっぷを予約購入している人には手数料なしで払い戻しするということです。