大学入学共通テストを前に痴漢被害への注意を呼びかけ 警戒活動始まる 愛知県警
13日と14日に行われる大学入学共通テストを前に、悪質な痴漢行為を防ぎ、受験生が安心して試験会場に向かえるよう、12日から警察による警戒活動が始まりました。
12日朝、地下鉄名古屋駅の改札付近では、警察官が通勤通学の人に対し、痴漢被害への注意を呼びかけました。
大学入学共通テストに遅刻できないという受験生の弱みにつけこみ、試験当日に、痴漢行為をあおるような悪質な書き込みがSNSで相次いでいることを受け、13日と14日に、試験開始前は名古屋駅と金山駅で、試験終了後は会場の最寄り駅で、通常よりも警察官の人数を増やし、警戒を行うということです。
愛知県警鉄道警察隊 森夢忠警部補:
「我々警察官が、あすあさってと警戒を強めますので、安心した気持ちで落ち着いて実力を出していただきたいと思います」
警察は、痴漢の被害が多い列車のドア付近にはなるべく立たないようにするなど、注意を呼びかけています。