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「公文書紛失」「 個人情報漏えい」相次ぐ 対応の指針見直す 三重県

2023年10月6日 12:26
「公文書紛失」「 個人情報漏えい」相次ぐ   対応の指針見直す   三重県

三重県で公文書の紛失や個人情報の漏えいなど不祥事が相次いでいる問題で、県民の県政への信頼を損なうことを重く見た一見知事は5日、臨時の幹部会議を開き、対応の指針を見直しました。

三重県によりますと、9月、障がい福祉課で障害者施設での虐待に関する公文書20件を紛失したことがわかりました。
外部への流出は確認されておらず、誤って廃棄したとみられるということです。
県ではこうした公文書の紛失や個人情報の漏えいが、9月からの約1か月間に公表されたものだけで8件に上っていて、一見知事は臨時の会議で原因の究明や再発の防止を指示しました。

その上で公文書が見当たらなくなった場合、担当部局が探しているうちに、1か月、2か月と時間がたってしまうケースを重く見て、紛失や流出と断定される前の段階でもただちに報告するよう、指針を改めました。

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