疑惑の行為「16件」を虐待認定 看護師8人が入院患者に・・・ 三重・鈴鹿病院
三重県の鈴鹿病院で、入院患者への虐待が疑われる行為が相次いで発覚した問題で、合わせて16件が虐待と認定されました。
鈴鹿病院では、職員が障害のある患者に対して「ダンゴムシみたいやな」と暴言を吐く事案などが、去年1年間で合わせて36件確認され、自治体が調査を行っていました。
三重県と鈴鹿病院によりますと、このうち身体的虐待が4件、心理的虐待が3件など、合わせて16件が虐待と認定されたということです。
関与したのは看護師ら8人で、被害者は障害のある入院患者ら13人とされています。
「そもそもこういうことが起こること自体が考えられないし、よくないことなので、是正をしてもらう必要がある」(三重県 一見勝之知事)
県は今後、病院の運営体制に問題がないか確認した上で、改善に向けた指導を行う方針です。