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妻子3人殺害の罪 父親に懲役30年求刑 愛知・犬山市 扶桑町

2024年7月2日 0:26
妻子3人殺害の罪 父親に懲役30年求刑 愛知・犬山市 扶桑町

2022年8月、愛知県犬山市と扶桑町で妻と子ども2人を殺害した罪に問われている父親の裁判で、検察側は、懲役30年を求刑しました。

起訴状などによりますと、電気通信工事業の、田中大介被告(44)は、2022年8月、当時住んでいた扶桑町の自宅で、妻の智子さん(当時42)の首をしめて殺害し、その後、犬山市の駐車場に止めた車の中で長女の千結さん(当時9)と長男の十楽くん(当時6)の首を絞めるなどして、それぞれ殺害した罪に問われています。

これまでの裁判で田中被告は、起訴内容を認めていました。

1日開かれた裁判で、検察側は、「幼い子供に一緒に死んでくれなどと残酷な判断を迫ったことは身勝手かつ自己中心的」などと指摘し、懲役30年を求刑しました。

一方の弁護側は田中被告が「妄想性障害による心神耗弱状態であった」などとして懲役25年を主張しました。

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