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84%が食料品節約を意識、見た目や品質期限より“コスパ重視”の傾向へ

2024年3月25日 17:45
84%が食料品節約を意識、見た目や品質期限より“コスパ重視”の傾向へ

マーケティングリサーチ事業を展開する株式会社 RJC リサーチが、お仕事紹介サイト「MediF」に登録しているスタッフ、全国のメディアクルー274 人(20歳~69 歳の男女)を対象に、「食料品の節約に関する調査」を3月8日(金)~3月13日(水)に実施。調査を通して、84%の人が節約を意識していることが分かった。

最も関心が高いのは「価格」と「コスパ」

株式会社 RJC リサーチによると、普段の食料品の買い物について、節約をしている人は、「とても節約している」と「どちらかといえば節約している」を合わせて、全体の84.0%を記録。その傾向は、年代が上がるごとに高くなっており、特に 60 代以上においては 90.5%と節約意識の高さが感じられる結果となった。
「食料品のお買い物で節約のために工夫していることはありますか?」という質問には、「賞味期限・消費期限が近いなどで、値引きしている商品を利用する」、「形が良くない、不揃い、傷があるなど、訳あり商品を利用する」、「価格自体安いお店・ディスカウントストアに行って買い物する」など、価格とコスパを重視する回答が。また、男性は「プライベートブランド商品を積極的に利用する」、女性は「ポイントサービスがあるお店、ポイント還元率の高い商品を利用する」という回答も多く、節約方法に対して男女間で違いが見えた。

まとめ買いなど“割安”での購入を求める声も

「食料品の価格上昇を抑えるためにお店に要望したいことは?」という問いに対しては、「大きさ不揃い、見た目・形にこだわらないで、安くしてほしい」、「賞味期限・消費期限の近いもので良いので、安くしてほしい」など少しでも安くなる工夫を求める声が多く寄せられた。
また、女性からは「ポイントサービスやクーポン券」や「複数購入・まとめ買い」、40 代以下からは「大容量サイズなど量を増やす」など、一度にたくさん購入することで、割安感を得られる購入方法に関する要望も挙がった。

食料品の価格上昇が進むなか、多くの生活者が節約を意識。見た目や品質の期限にこだわらないなど、少しでも安くなる購入方法を求める声が多いようだ。

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