偽造したマイナンバーカードで他人になりすまし、不正にクレジットカードを取得してタブレット端末をだまし取ったか 男女2人を逮捕 愛知県警
偽造したマイナンバーカードで他人になりすまし、不正にクレジットカードを取得してタブレット端末をだまし取ったとして、名古屋市東区に住む男女2人が逮捕されました。
有印公文書偽造などの疑いで逮捕されたのは、東区の自営業・松尾裕也容疑者(39)と内縁関係の松岡未来容疑者(29)です。
警察によりますと、2人は今年6月、偽造したマイナンバーカードを使って他人になりすまし、不正にクレジットカードを取得して販売価格約20万円の「iPad Pro」をだまし取った疑いがもたれています。
2人は、マイナンバーカードを偽造する際、インターネット上に公開されていた、岐阜市に住む30代の弁護士の氏名や勤務先の情報を悪用したとみられています。
調べに対し、松尾容疑者は「今は何も話をするつもりはありません」、松岡容疑者は「何も話したくありません」と供述しているということです。
松尾容疑者は、偽造されたマイナンバーカードを使って大阪府八尾市の市議になりすまし、スマートフォンをだまし取ったなどとして、すでに逮捕されていました。
警察は、2人がインターネット上に公開されている情報を悪用して同様の犯行を繰り返していたとみて調べています。