今年10月、乾燥大麻約1.7キロ、末端価格830万円相当を密輸したなどとして、愛知県刈谷市に住む、ベトナム国籍の男が逮捕されました。タケノコなどが入った荷物の中に隠されていたということです。

大麻取締法違反などの疑いで逮捕・送検されたのは、ベトナム国籍の派遣社員、ホアン・スアン・ズエット容疑者（32）です。

警察によりますと、ホアン容疑者は、今年10月、販売目的でベトナムから刈谷市の自宅宛てに、乾燥大麻約1.7キロ、末端価格830万円相当を発送させ、密輸したなどの疑いがもたれています。

荷物の中身はタケノコだと書かれていましたが、中に大麻が隠されているのを大阪税関の職員が発見しました。

警察は認否を明らかにしていませんが、ホアン容疑者が密輸・密売グループの一員とみて、組織の実態を調べています。

また、名古屋税関は27日、ホアン容疑者を関税法違反の疑いで名古屋地検に告発しました。