官舎の修繕積立金から合計110万円を横領したとして航空自衛隊小牧基地に所属する30代の隊員が懲戒免職となりました。

19日付けで懲戒免職の処分を受けたのは、航空自衛隊小牧基地に所属する30代の尉官です。

小牧基地によりますと尉官はおととし8月から去年1月までの間に、隊員から集めている官舎の修繕積立金から4回にわたり合計110万円を横領したということです。

尉官は官舎の管理人だったということで、官舎の修繕を行う名目で通帳から現金を引き出していました。

自衛隊の聞き取りに対し、尉官は実家への仕送りや飲食代などに使ったと話しているということです。

小牧基地は情報を警察に通報したということで、「隊員がこのような事案を生起させ、誠に遺憾」などとコメントしています。