27日の東京は気温と湿度が高く、蒸し暑い一日となりました。九州では記録的な猛暑となったところもありました。宮崎市内では梅雨明けしたかのような青空が広がり、強い日差しが照りつけていました。

最高気温は大分県の豊後大野市犬飼で35.7℃、宮崎県の美郷町神門で35℃と猛暑日となり、6月として1位の記録を更新しました。また、30℃以上の真夏日の地点数は全国で393地点、今年一番の多さとなりました。

この暑さは28日も続きそうです。予想最高気温は青森で31℃、那覇で32℃と、日本列島の北と南でほとんど気温差がありません。全国満遍なく気温が上がるでしょう。引き続き、熱中症に厳重な警戒が必要です。

そして、28日に、もう一つ注意しなければいけないのは雷です。発雷確率は、28日朝には九州や西日本、東日本の日本海側で高くなります。昼過ぎには関東で雷の確率が70％以上のエリアが出てきます。これが夕方には、さらに広がるでしょう。

東日本から西日本は、28日にかけて大気の状態が非常に不安定です。局所的に非常に激しい雷雨の恐れがあります。落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうなどにご注意ください。