性暴力被害…望ましい対応は 群馬県警本部長が大学で特別講義
大学生に性暴力被害の実態、そして望ましい対応を考えてもらおうと、群馬県警の本部長が地元の大学で特別講義を行いました。
群馬県立女子大学で1年生に講義をしたのは、群馬県警の小笠原和美本部長です。小笠原本部長は、「性被害に遭った人」のおよそ4人に1人は、相談相手が友人や知人だったとのデータを紹介した上で、「誰かから性被害の相談をされることがあるかも」と認識してほしいと呼びかけました。
群馬県警・小笠原和美本部長「『話しづらいことをまず話してくれてありがとう』『でも自分を責める必要はないと思うよ』と(被害者に)ぜひ伝えていただけたらと思います」
講義を聴いた大学1年生「誰にも相談できずに苦しんでいる人がたくさんいるのを知ったので、きょう教えてもらったことをちゃんと生かして、相談にのってあげられたらいいなと」