お隣の国、韓国では17日、日本の大学入学共通テストにあたる試験が行われました。

街では、「乗ってください、早く乗って」と促され、「輸送支援車両」と書かれた車に乗り込む女性の姿もありました。

厳しい学歴社会で知られる韓国の受験といえば、会場前で受験生の後輩らが見せる応援合戦が恒例でしたが、今年も新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、3年連続で自粛が求められました。受験生は、家族と抱き合うなどして見送られながら、会場に入っていきました。

受験生
「頑張ってきたので、最後までやり遂げます」

今年の受験生は約45万人で、そのうち感染が確認された1900人ほどの受験生は、病院などに設置された別会場で受験しているといいます。

梨泰院での転倒事故を受け、警察は試験前後の安全管理のために1万人以上を動員したということです。