今月6日沖縄・宮古島で消息を絶った陸上自衛隊のヘリコプターの搭乗員と機体とみられるものが13日、周辺の海の中で見つかりましたが、防衛省関係者によりますと3人から4人の人の姿が確認されたことがわかりました。現地から中継です。

宮古島市北部の池間島では、現在も自衛隊の艦艇が数隻停泊しているのが見えます。午前9時半前には、黄色い水中カメラのようなものが海中に降ろされていきました。

13日、海上自衛隊の掃海艦がヘリの機体とみられるものを発見したのは、レーダーから機影が消えた地点から近い伊良部島の沖合です。現場では自衛隊の艦艇が現場の状況の確認を進めているものとみられます。

そしてさきほど入った情報ですが、防衛省関係者によりますと、機体とみられるものとともに搭乗員の可能性がある3人から4人の姿が確認されたことが新たにわかりました。一方、捜索の協力を続けてきた地元の漁師からは、今後の活動を見守りたいとの声が聞かれました。

捜索に協力した漁師「（中に）人がいるみたいだからね。揚げてみないとわからないけど見つかって良かった」

機体とみられるものの確認が続く一方で、引き続き、伊良部島周辺の海域では24時間態勢の捜索が続いています。