消息絶つ数分前の“映像”か…異変など見られず 陸自ヘリ事故、搭乗10人の行方は依然不明
沖縄県の宮古島沖で陸上自衛隊のヘリコプターが消息を絶った事故で、搭乗していた10人の行方は依然、わかっていません。一方、ヘリが消息を絶つ数分前、飛行ルート近くのカメラに事故機とみられるものが映っていたことがわかりました。
6日午後、陸上自衛隊のヘリコプターが消息を絶ったおよそ4分半前、宮古島北部で撮影された映像には、画面の右から左に向かって飛行する黒っぽい機体のようなものが映っています。
その1分半後、北西に5キロほど先の池間島のカメラにも、同様のものが映っていました。一定の速度で飛行していて、異変などは見られません。
一方、消息を絶った現場の海域では12日も自衛隊の艦艇などが捜索にあたっていますが、依然として発見につながる手がかりは見つからず、24時間態勢の捜索が続いています。