消息絶った陸自ヘリ 依然10人の発見に至らず 漁師らも捜索「家族も待っている…頑張ってみるよ」
沖縄県の宮古島沖で陸上自衛隊のヘリコプターが消息を絶った事故で、12日も捜索は続いていますが、依然、行方不明となっている10人の発見には至っていません。
この事故は今月6日午後、宮古島の基地を離陸した陸上自衛隊のヘリコプターが宮古島沖で消息を絶ったものです。
現場の海域では12日も、海上保安庁の巡視船2隻に加え、自衛隊の艦艇3隻や航空機6機が捜索にあたっているほか、陸上での捜索にも自衛隊員およそ290人が投入されています。また、現場に近い伊良部島の漁師も捜索へと向かっていきました。
捜索に向かう漁師「(行方不明者を)早く見つけて…。家族も待っていることだし、頑張ってみるよ」
今月9日に行方不明の隊員のヘルメット1個が見つかって以降、新たな発見物はなく、24時間態勢で捜索が続いています。