陸自ヘリ捜索難航“海底サンゴ”が妨げに 海上幕僚長
沖縄県・宮古島周辺で難航する陸上自衛隊のヘリコプターの捜索について、酒井海上幕僚長は、海底に広がるサンゴが捜索の妨げになっている、と明らかにしました。
海上自衛隊は現在、ヘリが海底に沈んでいる可能性もあるとみて、掃海艇などを派遣し、音波で海底を探知するソナーも使って捜索を続けています。
酒井海上幕僚長「海底の凹凸がかなりでこぼこしていますということで、ソナーで探知した場合に、それが機体なのかサンゴの岩礁なのか見分けがつかないというのが実情」
酒井海幕長は、「水中無人機」も投入していると明らかにしたうえで、「しらみつぶしに怪しいと思われる目標を確認している」と強調しました。
また、潮の流れも速く、「機体が事故発生付近から離れている可能性もある」としています。