新幹線のワゴンを抽選販売 お値段は…?
鉄道の旅の楽しみのひとつ。スプーンが刺さらないほど硬い、“シンカンセンスゴイカタイアイス”もワゴン販売の定番メニューでした。
去年10月に終了した東海道新幹線のワゴン販売。それから約3か月。ロスを感じていた人たちに朗報が。
「東海道新幹線の車内販売で使用していたワゴンでございます」
“ワゴン自体”が29日から50台限定で抽選販売されたのです。
SNSでは…
「これは欲しい!」
「ベッド横の棚にいいのでは」
気になるのは、そのお値段。なんと10万円です。実際に使用していたものということで、傷や汚れもありますが、二度と手に入らない貴重なお宝になる可能性も。
自身もワゴン販売の乗務員経験がある山田さんが、思い出を教えてくれました。
JR東海リテイリング・プラス EC推進部・山田雄大課長代理
「ワゴンに足をかけるところがあって、車内の連結部をまたぐ際には、足をかけて前を少し浮かせて通っていくのがワゴンの進め方」
「次の車両にはどういうお客様が待っていらっしゃるのかなと、ワクワクしながらこのワゴンを押していた記憶があります」
譲渡するにあたっての気持ちは…
山田雄大課長代理
「長く車内販売で使ってきていたということですので、そういう傷についても愛着を持ってご覧いただければ」
30日午後4時半の時点で、限定50台に対し、約680件の申し込みが入っているといいます。
一方、JR西日本は、山陽新幹線の普通車でのワゴン販売を3月15日で終了すると発表。ワゴン販売は「のぞみ」「ひかり」のグリーン車だけになるということです。(※新大阪駅~博多駅間)