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銚子電鉄に南海電鉄の中古車両導入 経営を「“なんかいい”ちょうしに」

2024年3月9日 17:30
銚子電鉄に南海電鉄の中古車両導入 経営を「“なんかいい”ちょうしに」

経営難を逆手にとったユニークなPR活動で知られる千葉県の銚子電鉄に、関西の鉄道で活躍した中古車両が導入されました。

お目見えした22000形は、大阪や和歌山を走る南海電鉄で、54年間活躍した車両を譲り受けたものです。

銚子電鉄では8年ぶりの新たな車両となり、9日は出発式が行われました。

銚子電鉄 竹本勝紀社長
「いわゆる『シニアモーターカー』として、地域の皆様に、そして全国の鉄道ファンの皆様に愛されるべく、愛情込めて整備をし、大切に運用して参りたいと思います」

銚子電鉄での運行にあたっては、半世紀以上前の南海電鉄デビュー当時のライトグリーンが車体に再現されましたが、銚子電鉄沿線のキャベツ畑もイメージしたということです。

一般向けの運行開始は今月下旬の予定ですが、銚子電鉄は関西の鉄道ファンの集客にも期待を寄せていて、南海の社名にあやかり、経営を「“なんかいい”ちょうしに」したいと話しています。

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