【天気】明け方にかけて関東南部や東海地方などで激しい雨
3日から4日にかけて北陸や東北地方で記録的な大雨となりました。4日夜もまだ危険な状態が続いています。5日にかけても東日本を中心に大雨による災害に厳重な警戒が必要です。
24時間雨量を見ると、3日から4日にかけては北陸地方で多くなっています。一番多かったのは、新潟県関川村、下関で、560ミリ。これは8月の平年1ヶ月分の約3倍の雨量です。こういう大雨がたった24時間で降りました。
そしてこの後も更に雨量は増えそうです。4日は関東でも激しい雷雨となりました。4日夜も関東南部や東海、北陸に発達した雨雲があります。
今後の予想を見ると、5日明け方にかけて関東南部や東海地方などで激しい雨の降るところがあるでしょう。
また福井県にも再び線状の発達した雨雲が予想されています。危険な状態が続きそうです。
予想雨量は4日夕方までの多いところで北陸で200ミリ、東海で150ミリ、近畿で120ミリ、関東甲信で100ミリとなっています。
この雨量は24時間かけて降るわけではなく、ほんの数時間で降ってしまう事もあります。短い時間に猛烈な雨が降ると、急激に状況が悪化する可能性もあります。
また、これまでに記録的な大雨が降っているところが多くなっています。このあとは少しの雨でも災害発生の危険度が高くなっています。
引き続き、土砂災害や、低地の浸水、河川の氾濫などに厳重な警戒を続けてください。こういう災害は雨が上がった後、時間差で発生することもあります。