地震で被災した能登の酒蔵と、支援する全国各地の蔵が共同で造った日本酒が完成し、お披露目されました。

「能登の酒を止めるな！」と銘打たれたこのプロジェクト。

第1弾となる今回は全国5つの酒蔵が、地震で被災した能登の5つの酒蔵とそれぞれペアを組み、日本酒を造りました。

そして、独自の銘柄のお酒とコラボレーションによる日本酒あわせて10種類が完成。

金沢市で7日、関係者が集まり、それぞれの商品について説明しました。

被災蔵共同醸造支援プロジェクト・吉田泰之代表
「再建するにあたって、石川の酒蔵だけではなく、県外の蔵元さんと交流することによって、いろんな技を教えていただけるので、進化した能登のお酒が出てくるのかなと思います」

完成したお酒は全国の酒店で順次販売されるほか、クラウドファンディングで応援した人に届けられる予定で、集められた資金は酒蔵の再建に活用されるということです。

また、今後も別の酒蔵とのコラボレーションによる第2弾が進められます。