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【あすの天気】九州では引き続き雨 東・北日本は晴れ…真夏の暑さ

2024年6月28日 21:03
【あすの天気】九州では引き続き雨 東・北日本は晴れ…真夏の暑さ

28日(金)は梅雨前線や暖かく湿った空気の影響で、西日本から東日本で大雨となりました。静岡県には線状降水帯が発生し、藤枝市高根山で1時間に86.5ミリの猛烈な雨が降りました。29日(土)も九州では雨が続き、土砂災害などに厳重な警戒が必要です。一方、東日本や北日本は晴れて真夏の暑さになるでしょう。

【29日(土)の天気】
前日の夜から明け方にかけて、太平洋沿岸の地域に発達した雨雲がかかる見込みです。線状降水帯が発生した静岡県でもさらなる大雨となるおそれがあり、警戒が必要です。東日本の雨雲は朝までには抜け、日中は天気が回復する見込みです。

一方、九州では日中も引き続き雨が降り、断続的に降り方が強まりそうです。夕方までに予想される24時間の雨の量は、九州南部・近畿・東海・関東甲信の多いところで100ミリです。これまでの大雨で地盤が緩んでいるため、土砂災害に厳重な警戒が必要です。九州以外の西日本でも日中は雨のやむところが多いですが、中・四国では夜になると再び降り出す見込みです。

気温は、全国的に30℃前後まで上がるでしょう。晴れる北日本や東日本では照りつける暑さで、札幌や旭川では最高気温31℃と今年初めての真夏日になる見込みです。西日本では湿度が高く蒸し暑くなりそうです。沖縄本島地方・宮古島地方・八重山地方・奄美地方・小笠原諸島には熱中症警戒アラートが発表されていますので、熱中症に厳重に警戒してください。

【週間予報】
30日(日)は日本海から低気圧や前線が近づき、週明けにかけて日本海側を中心に警報級の大雨になるおそれがあります。来週中頃以降は、梅雨の晴れ間になるところが多いですが、気温が高く熱帯夜も続出する見込みです。一日を通して熱中症にお気をつけください。