埼玉県警と銀行、特殊詐欺防止の研修会 通報までの手順など確認
不正に使用された口座の情報を金融機関に直接共有できる、全国で初めての協定を結んだ埼玉県警と銀行が特殊詐欺を防止するための研修会を行いました。
埼玉県警は12日、地元の銀行の支店長らを集め、特殊詐欺の防止に関する研修会を行いました。
研修会では、高齢女性が窓口を訪れた想定で行われ、特殊詐欺の被害に気付くためのポイントや、警察に通報するまでの手順を確認しました。
この研修会は、不正に使用された口座の情報、いわゆる「ブラックリスト」を直接、金融機関に提供できる全国で初めての協定を県警と銀行などが結んだことを受け、開かれたもので、埼玉県警は「官民連携をして、一つでも多く被害を減らしたい」としています。