文科相“早急な原因究明と対策を”H3ロケット失敗
H3ロケットの打ち上げ失敗を受けて、永岡文科大臣が会見を行い、早急な原因究明と対策を行うとしました。
永岡文科相「H3ロケット(試験機1号機)の打ち上げが失敗し、まことに残念でございます。国民のみなさま、関係者のみなさまの多大なるご期待や支援に沿えず、申し訳なく思っております」
日本の新型基幹ロケットのH3ロケット1号機は、7日午前に打ち上げられましたが、第2段エンジンの着火が確認できず、ミッションの達成が見込めないとして、破壊信号が出されました。その後、ロケットの機体は衛星「だいち3号」を載せたままフィリピン沖に落下したとみられています。
打ち上げ失敗を受け、文部科学省は対策本部を設置し、打ち上げ失敗の原因を早急に把握するとともに、対策の検討を行っています。