「右心不全」と診断…上皇さま 魚類研究で皇居訪問
「右心不全」と診断された上皇さまは、29日、発表後初めて外出し、魚類の研究のため、皇居を訪問されました。
上皇さまは、29日午前10時頃、お住まいの赤坂御用地・仙洞御所を出発し、皇居に入られました。上皇さまは、沿道にいた人たちの顔を見て笑顔を見せ、手を振られていました。
29日の訪問は、皇居にある生物学研究所で魚類の研究をするためで、上皇さまは週に2回は皇居で、週に1回はお住まいで研究を続けられています。
上皇さまは、今週、「三尖弁閉鎖不全」による「右心不全」と診断され、薬の服用など内科的な治療を続けていると発表されましたが、それ以来、初めて姿を見せられました。
毎日朝と夕方の散策は続けていて、その時間は以前よりは少し短くされているということです。