特殊詐欺被害防止へ 警察と高校生が連携しアイデア会議
神奈川県警山手警察署は、特殊詐欺の被害を防ぐため地元の高校生からアイデアを募集する会議を開きました。
13日、横浜市の日本庭園「三渓園」で開かれた会議では、地元の高校生が特殊詐欺の被害を防止するためのアイデアを山手警察署に提案しました。
まず、警察の担当者が実際の特殊詐欺の音声を再生しながら詐欺の手口などを紹介しました。その後、高校生たちがSNSを使った周知の仕方や、学校の授業での取り上げ方などを提案しました。
神奈川県内ではことし、およそ16億3600万円の特殊詐欺の被害が確認され、去年より6億円あまり増加していて、山手警察署の担当者は「高校生から自由な発想に基づいた意見をいただいたので、実現できるものを検討し、一つでも多くの被害を防止したい」としています。