囲碁の女流棋聖戦第2局 上野二段が仲邑女流棋聖に勝利 決着は最終局へ
囲碁の仲邑菫女流棋聖の国内最後のタイトル戦、女流棋聖戦三番勝負の第2局は、挑戦者・上野梨紗二段が勝ち、決着は最終局へと持ち越されました。
仲邑女流棋聖は25日、女流棋聖戦の第2局にのぞみました。仲邑女流棋聖は3月に韓国に移籍するため、これが国内最後のタイトル戦となります。
挑戦者はプロ入り同期の上野梨紗二段(17)で、10代同士によるタイトル戦は史上初めてです。
公式戦での2人の対局はこれまで7回行われていて、いずれも3歳年下の仲邑女流棋聖が勝利していましたが、25日は対局開始からおよそ1時間半後、168手までで仲邑女流棋聖が投了。上野二段が仲邑女流棋聖に初めて勝ちました。
上野梨紗二段「菫ちゃんが韓国に行ってしまう前に対戦できる唯一の機会なので、とてもうれしく思います」
最終局までもつれ込んだ仲邑女流棋聖の国内最後のタイトル戦。第3局は、来月5日に行われます。