仲邑菫女流棋聖、国内最後のタイトル戦の相手が決まる 珍しい姉妹対局での挑戦者決定戦…軍配は
韓国に移籍する囲碁の仲邑菫女流棋聖の国内最後のタイトル戦の相手を決める一戦は、珍しい姉妹での対局となりました。妹が勝ったため、仲邑棋聖とは囲碁のタイトル戦史上初の10代対決となります。
14日に行われた、女流棋聖への挑戦権をかけた対局。上野梨紗二段が待っていた相手は姉の愛咲美女流二冠でした。日本棋院によりますと、姉妹での挑戦者決定戦は、およそ38年ぶりで、2人は服を囲碁の白と黒の色でペアルックにしたということです。
対局は午後5時ごろ、妹の梨紗二段が勝ち、プロ入り同期の仲邑女流棋聖への挑戦権を獲得しました
妹の上野梨紗二段「勝てると思っていなかったので、びっくり」
姉の上野愛咲美女流二冠「まぁまぁ強かった。何で負けたんだろう。手合(対局)感なかったよね」
妹の上野梨紗二段「(両親は)どっちが勝ってもいいって」
仲邑女流棋聖とのタイトル戦は、囲碁史上初めての10代対決となります。