【1か月予報】秋の深まるペースはゆっくり 雨は多くなる傾向
この先1か月の降水量は、ほぼ全国的に、平年並みか平年より多くなるでしょう。北日本や東日本では、9月初めに、残暑が落ち着きそうです。9月10日以降は、気温が高めとなり、秋の深まりはやや遅れそうです。
■北日本(北海道・東北)
北海道や東北の日本海側では、8月27日から9月2日頃にかけて、くもりの日が多く、雨の日もあるでしょう。その後、9月3日から9日頃にかけては、例年より晴れる日が少ないでしょう。
東北の太平洋側では、8月27日から9月2日頃にかけて、くもりの日が多く、雨の日もあるでしょう。その後、9月3日から9日頃にかけても、くもりや雨の日が多い見込みです。
北海道では、8月31日から9月2日頃に、気温が平年を下回る地域があるでしょう。東北では、9月3日から6日頃に、気温が平年を下回りそうです。
残暑からは解放され、涼しく感じる見込みです。
なお、9月10日以降の気温は、平年より高くなるでしょう。北海道の高い山の紅葉の始まりは、やや遅れる可能性があります。
■東日本(北陸・関東甲信・東海)
東日本各地では、8月27日から9月2日頃にかけて、雲が広がりやすく、雨の日があるでしょう。その後、9月3日から9日頃にかけては、例年よりも晴れる日が少ないでしょう。
この先、1か月の日照時間は、平年並みか平年より少なくなるでしょう。さわやかな秋晴れの日は、例年より少ない可能性があります。
北陸や関東甲信では、9月4日から6日頃に、気温が平年を下回り、残暑からは解放される見込みです。
なお、9月10日以降の気温は、東日本の各地で平年より高くなり、秋の深まりは、やや遅れる可能性があります。
■西日本(近畿・中国・四国・九州)
西日本各地では、8月27日から9月2日頃にかけて、雲が広がりやすく、雨の日があるでしょう。その後、9月3日から9日頃にかけては、例年より晴れる日が少ない見込みです。
9月10日以降は、近畿中南部、四国、九州で、例年と同様に晴れる日が多くなるでしょう。
四国や九州北部では、8月30日から9月2日頃にかけて、気温が平年を上まわりそうです。九州南部では、8月30日から9月6日頃にかけて、気温が平年を上まわる見込みです。つまり、四国や九州では、残暑の厳しい時期があるでしょう。
一方で、近畿北部では、9月4日から6日頃に、気温が平年を下回りそうです。
9月10日以降の気温は、西日本各地で平年より高くなり、秋の深まりは、やや遅れる可能性があります。
■奄美・沖縄
奄美・沖縄では8月27日から9月2日頃にかけて、雲が広がりやすく、沖縄では雨の日もあるでしょう。その後、9月3日から9日頃にかけては、奄美・沖縄ともに、例年より晴れる日が少ないでしょう。9月10日以降は、例年と同様に、晴れる日が多い見込みです。
奄美・沖縄では、8月27日から9月9日頃にかけて、高温傾向が続くとみられます。特に、9月3日から5日頃にかけては、平年よりかなり高い気温となりそうです。
この先1か月で平均した気温は、平年より高くなるでしょう。
■1か月予報(8月27日から9月26日までのまとめ)
<気温の確率予想・低い・平年並み・高い>
北日本 :20%・40%・40%
東日本 :20%・40%・40%
西日本 :20%・30%・50%
奄美・沖縄 :10%・30%・60%
<降水量の確率予想・少ない・平年並み・多い>
北日本(日本海側):20%・40%・40%
北日本 (太平洋側):20%・40%・40%
東日本(日本海側):20%・40%・40%
東日本(太平洋側):20%・40%・40%
西日本(日本海側):20%・40%・40%
西日本(太平洋側):20%・40%・40%
奄美・沖縄 :20%・40%・40%
<日照時間の確率予想・少ない・平年並み・多い>
北日本(日本海側) :40%・40%・20%
北日本(太平洋側) :40%・40%・20%
東日本(日本海側) :40%・40%・20%
東日本(太平洋側) :40%・40%・20%
西日本(日本海側) :40%・40%・20%
西日本(太平洋側) :40%・40%・20%
奄美・沖縄 :40%・40%・20%
(参考:気象庁・2週間気温予想・季節予報)