「借金があって切羽詰まっていた」東京・銀座時計店強盗事件 18歳の男、初公判で起訴内容認める
今年5月、東京・銀座の時計店で、およそ3億円相当の高級腕時計などが奪われた事件で逮捕された18歳の男の初公判が8日に開かれ、男は起訴内容を認めました。
無職で18歳の男は今年5月、中央区銀座の時計店に押し入り、店員に刃物をつきつけ、「伏せろ、ぶっ殺すぞ」などと脅しながら、およそ3億円相当の高級腕時計などを奪った罪などに問われています。
8日に東京地裁で開かれた初公判で、男は起訴内容を認めました。男は、犯行に加わったきっかけは、知人から高収入の仕事があると誘われたからだとした上で「借金があって切羽詰まっていた」「仕事が強盗だと知っていたら引き受けなかった」などと話しました。
検察側は「白昼堂々と行われた犯行で、極めて大胆で悪質」などとして懲役7年を求刑し、弁護側は執行猶予つきの判決を求めました。