海保の大型無人機の運用拠点、青森から北九州空港に移転へ
日本周辺海域の監視強化のため海上保安庁が導入している大型無人航空機の運用拠点が、現在の青森県から福岡県の北九州空港に移転することが決定しました。
海上保安庁は、去年10月から24時間以上の飛行が可能で、搭載されたカメラにより、リアルタイムで映像を地上に送ることができる無人航空機を導入しています。
現在は海上自衛隊の八戸航空基地を拠点にしていますが、基地の借用期限の終了に伴い、2025年度以降は福岡県の北九州空港を運用の拠点とするということです。
北九州空港は24時間の運用が可能で、陸上の飛行を極力避けるため、沿岸に位置していることなどから決定したということです。
運用する機体の数も現在の3機から5機に増やし、さらなる海洋監視体制の強化に取り組むとしています。