新型コロナの給付金をだまし取ったとして中国大使館の元書記官の男が逮捕されました。

警視庁公安部によりますと中国大使館の元3等書記官で、現在は都内で中華料理店を経営する徐耀華容疑者は、元従業員の小島敬太容疑者と共謀して、2020年から2022年にかけ、小島容疑者が勤務しているにもかかわらず、新型コロナの休業給付金を申請し、国からおよそ375万円をだまし取った疑いがもたれています。

徐容疑者は1980年代に中国大使館で3等書記官を務め、その後、都内で中華料理店8店舗を経営していました。

警視庁公安部は2人の認否をあきらかにしていませんが、徐容疑者が他の従業員にも同様の手口でカネをだまし取らせていた可能性もあるとみて調べを進めています。