記録的な大雨で甚大な被害を受けた福井県南越前町では、ボランティアが懸命に後片付けにあたり、JRの線路の復旧作業も始まりました。

記録的な大雨で住宅の浸水被害が相次いだ福井県南越前町今庄地区では、朝から150人以上のボランティアが集まり、泥のかきだしや荷物の運び出しを手伝っていました。

また 被害を受けた仲間を支援しようと、工大福井高校の空手道部の部員も作業に励んでいました。

「（友人が）こういう状況になっていて、やはり助けたいなという思いです」

一方、JR北陸線の線路の復旧作業も始まり、およそ30人の作業員が流木などを除去して、曲がったレールを補修していました。

現場監督「お盆休み帰省する人も多いと思うので、早期の復旧を目指したい」

JRは北陸線の敦賀・武生間を運休していますが、11日始発から再開するとしています。