【解説】新型コロナ「BA.5」が猛威…ワクチンの必要性は
東京都内で14日、新たに1万6662人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。3日連続で1万人を超えています。都は感染状況についての警戒レベルを、最も高いレベルまで引き上げました。全国でも、すべての都道府県で感染者が急増していて、14日も沖縄県や三重県などで過去最多となっています。
感染の主流はオミクロン株の「BA.5」に置き換わりつつあります。厚生労働省の専門家会議の報告では、「BA.5」の感染者が増えるスピードは「BA.2」の約1.3倍と感染力が強く、8月の1週目には「BA.5」にほぼ置き換わると指摘されました。
また、「BA.5」に対するファイザー製ワクチンの効果についても報告されています。発症予防効果は、2回目接種の6か月後には11.4%にまで減少、3回目接種の2週間後には48.5%と推定され、「BA.2」などに比べると効果は限定的だとしています。
ワクチンの必要性や、これから夏休みで人の移動が増える中、どのように行動すればよいかなど、感染症・呼吸器疾患が専門で、産業医として職場の感染対策にも従事する加藤哲朗先生が詳しく解説します。
※詳しくは動画をご覧ください。(7月14日放送『news every.』より)