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“飲酒ガイドライン”初のとりまとめ 病気リスクや身体への影響など盛り込む

2023年11月22日 20:13

飲酒による病気のリスクや身体への影響などを盛り込んだ“飲酒ガイドライン”が、初めてとりまとめられました。

22日、厚生労働省の検討会でとりまとめられた「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」では、過度な飲酒によってアルコール依存症や生活習慣病、肝疾患やがんを発症しやすくなることなどを警告しているほか、年齢や性別の違いで飲酒が身体に与える影響が異なることなどが盛り込まれています。

その上で、少量であっても高血圧などのリスクをあげる可能性があるとして、できる限り飲酒量を少なくすることが重要だと指摘しています。

飲酒に関するガイドラインがとりまとめられたのは、今回がはじめてです。厚労省は「自分の飲酒量を把握することが、まず重要」としていて、年度内にリーフレットを作成し周知する考えです。