【中継】まるで「コロナ禍」 金沢観光地の現在の様子は…
金沢を代表する観光地の一つ、ひがし茶屋街。地震による大きな被害はなくとも、まるで「コロナ禍」状態という声も。中継です。
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私はいま、金沢を代表する観光地の一つ、ひがし茶屋街に来ています。
まだ雪が残るなか、古い街並みが灯りに照らされとても幻想的な様子です。
ここに立ち並ぶ木造建築、地震による大きな被害はないといいますが、街の雰囲気は一変しているというんです。
飲食店の方からはまるで「コロナ禍」状態。普段は非常に多くの観光客で賑わうお昼の時間も、人の姿は3人ほどしか見られなかったという声が聞かれました。客足が遠のいて予約が軒並みキャンセルになり今月いっぱい営業をとりやめた店もあるということです。
――25日に発表された「北陸応援割」にはどんな声が聞かれましたか。
開始が3月のため2月までの予約をキャンセルされたら困るといった人や、まだ詳細が分からないので様子を見ますという声も聞かれましたが、多く聞かれたのはやはり「期待感」でした。
温泉地では、来てもらわないと経済が回っていかない、足を運んでもらうことでひいては石川県全体が元気になることにつながるといった声や、コロナ禍でいう「GoToキャンペーン」のように機能してほしい、客からの問い合わせで少し安堵(あんど)しているといった話も聞かれました。