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1泊最大2万円 「北陸応援割」で観光業支援も 被災地の復興に向け、政府が支援策

2024年1月24日 6:28
1泊最大2万円 「北陸応援割」で観光業支援も 被災地の復興に向け、政府が支援策
被災地の復興に向けた、政府の支援が本格的に始まろうとしています。なかには私たちが関われる、1泊最大2万円の「北陸応援割」という支援もあります。全体としては、どんなものになるのでしょうか? 日本テレビの小野高弘解説委員が解説します。

小野高弘・日本テレビ解説委員
「被災地の復興に向けた政府の支援策は『暮らしも仕事もサポートしていこう』というものです。例えば『1万円の宿』や『木造』や『応援割』というものがあります。

■自治体が払う宿泊料の上限を1万円に…2次避難の促進へ

小野高弘・日本テレビ解説委員
「まず『1万円の宿』についてです。いま、避難所に身を寄せている人たちが、2次避難先としてホテルや旅館などに移るという場合、自治体が宿泊料を出します。その上限額7000円までとしていたのを、1万円まで出しましょうということになるわけです。このように引き上げると、どうなるでしょうか?」

有働由美子キャスター
「対象となる宿泊施設が増える」

小野高弘・日本テレビ解説委員
「そうですよね。すると、より多くの人が2次避難できる、ということになります。避難所にずっといると『災害関連死』も怖いですからね」

■「木造」の仮設住宅を増やす 住み慣れた土地に建設も…

小野高弘・日本テレビ解説委員
「続いて『木造』。これは、仮設住宅の話です。従来のプレハブに加えて『木造』を増やしていこう、と。

長野市で台風による水害の際に『木造』の仮設住宅の建設を行った業者に話を聞くと、木造は癒しの効果があり、目にも優しいし、見栄えもいい、入居された方からも『住みやすかった』という声をいただいた、ということでした。

長屋型の他にも、戸建て型もあります。政府は、どこに建てるかというのは、被災者の希望も聞きながら建てていきたいということです。やっぱり住み慣れた場所がいいですよね。だから、“住み慣れた自宅の土地などに建設”する方式も取り入れることを岸田首相もコメントしています」

有働キャスター
「確かに、建設に時間はかかるでしょうけど、そのまま住めるということになると、被災者の皆さんも希望が持てますよね」

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■北陸応援割…宿泊料の50%、1人上限1泊2万円まで政府が補助
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