奥能登豪雨 2遺体の身元確認 被災地は11日ぶりの雨に
石川県の奥能登豪雨の被災地は先月21日以来の雨となり、土砂災害などへの警戒が続いています。
石川県輪島市では、2日午前9時半ごろから雨が降りはじめました。被災地では雨が降る中、復旧作業や自宅の片付けなどが続けられています。
能登地方では先月21日の奥能登豪雨以来、10日以上ぶりの雨となります。今後も雨が降り続く予報で、豪雨により地盤がゆるんでいる場所もあるため少しの雨でも警戒が必要です。
一方、石川県や警察などによりますと、奥能登豪雨のあと輪島市と能登町で遺体で見つかった2人についてDNA鑑定などの結果、1日までに身元が確認されました。
先月25日に輪島市塚田川の河口付近で発見されたのが安否不明となっていた前川政二さん(80)、先月28日に能登町の北河内ダム周辺で見つかったのが行方不明の谷野まち子さん(68)だということです。
今回の奥能登豪雨で亡くなったのは13人、安否がわからない人は2人となっています。