新潟で「黄砂」観測 夜にかけ日本海側中心に飛来の可能性
大陸の砂漠で巻き上げられた黄砂が薄まりながら日本付近に飛来しています。新潟地方気象台では、24日(金)午後に黄砂が観測され、所によっては見通しが悪くなるなど、影響が出るおそれがあります。
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大陸のゴビ砂漠などで巻き上げられた黄砂が、上空の西風に乗って日本付近に飛来しています。気象衛星ひまわり9号の画像によると、24日(金)午後3時時点で、日本海上に茶色の黄砂とみられるダストが確認できます。
新潟地方気象台は、24日(金)午後、黄砂が観測されたと発表し、視程は5キロ程度になっているということです。
この後も、夜にかけて、北日本から西日本の日本海側を中心に黄砂が飛来する可能性があります。
それほど濃いものではなく、空がぼんやりとかすむ程度となる見込みですが、所によっては見通しが悪くなったり、屋外では黄砂が付着するなどの影響が出る可能性があります。
また、花粉症の方は症状が悪化するケースも報告されていますので、花粉や黄砂との接触を減らす対策が必要です。