今シーズン一番の強い寒気の影響で北海道など北日本は荒れた天気になっています。北海道留萌市から中継です。

北海道留萌市に来ています。留萌市の商店が立ち並ぶ道は、真冬のような景色が広がっています。ただ、24日午前中は雪は全く積もっていませんでした。

ところが、24日午後から、どんどん大粒の湿った雪が降り始め、駐車場の車には屋根や窓などに雪が積もっています。足元の雪は手の指がスッポリと入ってしまうぐらい、10センチほどは積もっています。雪を持ってみると、やや湿っていて、少し重たい感じがします。

留萌市では雪だけではなく、風が特に強く、最大瞬間風速20メートル近くの強い風が吹きました。この風で雪が舞い、道路標識を見てみますと、雪が吹きつけて真っ白で、何が書いてあるのか、わからない状態です。

気温もグッと冷えてきました。手元の温度計では、マイナス0.5℃を指しています。冷たい風が今も吹いていて、体感の気温は温度計以上に寒く感じます。ニット帽やフードをかぶらないと、外では立っていられない厳しい寒さです。

真冬並みの寒気が上空に入り、冬型の気圧配置となっています。北海道ではこの後、暴風雪になる見通しで、警戒が必要です。