“水際対策”入国拒否の措置 8日から緩和 ビジネス・留学などでビザ取得なら入国可能に
岩手県盛岡市では8日、3年ぶりとなる「さくらまつり」が始まりました。市は新型コロナウイルスへの感染対策を講じての参加を呼びかけています。こうした中、政府が新型コロナの水際対策として行っていた入国拒否の措置が緩和されました。ビジネスや留学などの目的の場合、ビザを取得すれば入国できるようになります。
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岩手県盛岡市では8日、最高気温が11.5度となりました。桜のつぼみもふくらみ始めた8日、3年ぶりとなる「さくらまつり」が始まりました。
盛岡市交流推進部観光課 畑山紀枝課長
「宴会であったり、会食に関しましては自粛をお願いいたしまして、皆さまに感染対策を講じた上で桜を楽しんでいただきたいです」
岩手県では7日、新型コロナの新規感染者が429人と、過去最多を更新しました。
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まだまだ予断を許さない状況が続く中、8日から国の水際対策が緩和されました。
8日午前、成田空港の国際線到着ロビーには、スーツケースなどを抱え、海外からやってきた人たちの姿がありました。
政府が新型コロナの水際対策として行っていた、入国拒否の措置。8日から、ヨーロッパやアジアなど106の国と地域を解除しました。これにより、ビジネスや留学などの目的の場合、ビザを取得すれば入国できるようになります。
一方で、ビザの発給制限は続くため、観光目的の場合は入国が認められません。
また、ロシアやイラクなど56の国と地域は、引き続き入国拒否の措置が取られます。